注文住宅でマイホームを建てた先輩方にお話を聞くと、「やってよかった」と感じる満足ポイントは、暮らしやすさに直結する工夫に集中していることがわかります。具体的には、家事動線や収納計画、ランドリールーム、広い玄関土間などです。
また、住み始めてからの満足度が高い傾向にあるのが、コンセントの配置計画や外干しと室内干しの両方を実現できる物干しスペース、そして回遊できる動線を取り入れた家です。これらは、実際に住んでいる方々の体験談でも共通して多く挙げられる内容となっています。
注文住宅の計画では、壁の中や建物の構造に関わる工事は、一度完成してしまうと後から変更するのが非常に困難です。そのため、「今しかできない部分」を意識して優先順位をつける考え方が大切です。
具体的には、断熱性・気密性の強化や、窓の性能および配置など。また、将来を見据えた配線・配管計画、太陽光発電システム、EV(電気自動車)充電用の設備なども、建てる前に検討しておいたほうがよいでしょう。
壁掛けテレビ用の下地補強や手すり用の補強、ロフトや吹き抜けの形状なども、入居後に手を加えるとなると費用負担が大きくなりやすい要素。計画段階で特に丁寧な検討をおすすめします。
豊田市は、夏は暑く湿度が高く、冬は冷え込みやすい内陸性の気候が特徴です。また、多くの家庭で車移動が中心となる暮らしをしています。
そのため、まずは気候特性を踏まえ、室内干ししやすいランドリールームや西日を適切にコントロールする窓計画を検討してみましょう。また、家族構成にもよりますが、駐車場を2~3台分確保しておくことも「やってよかった」と思えるポイントとして、よく聞かれる内容です。
洗濯機・乾燥機・室内物干しを一か所にまとめたランドリールームを設ければ、「洗う・干す・しまう」の家事が一連の流れで完結します。着替えやタオルの収納スペースも隣接させておけば、移動距離が大幅に短縮。忙しい朝や雨の日でも、作業がぐんとスムーズになるでしょう。
換気扇や窓の位置を工夫すれば、部屋干しでも洗濯物が乾きやすく、かつ部屋干し臭も抑えやすい空間づくりにつながります。
キッチンの周りをぐるりと回れる回遊動線は、料理・配膳・後片付けの動きが重なりにくいという特徴があるため、家族みんなで家事を分担しやすくなります。また、冷蔵庫やパントリーへのアクセスを短くしておけば、食材や物の出し入れのたびに立ち止まるストレスを抑えることができるため、効率的な動線となります。
キッチン横に家事カウンターを設けるのもおすすめ。献立づくりやレシピ検索だけでなく、お子様の宿題スペースとしても活用できます。
夫婦共働きを予定しているならば、玄関からシューズクローク、ファミリークロークを通ってLDKへ抜けられる帰宅動線は大変有効です。この動線があれば、帰宅後すぐにコートやカバン、学校用品などをリビングに持ち込まずに収納できることに加え、同時に手洗いも済ませやすくなります。リビングが散らかりにくいという点も、この動線計画のメリットとなるでしょう。
買い物帰りにパントリーへ直接運べるルートを組み合わせれば、重い荷物をあちこち経由せずに済むため、荷物の出し入れがとても楽になります。
パントリーを計画する際は、収納量はもちろん、通路幅も含めて検討しましょう。
まず、買い置き品や調理家電をどのくらい置くかを具体的に想定します。そのうえで奥行きの浅い棚を多めに配置し、奥に置いたものが埋もれてしまうのを防ぎましょう。
また、通路幅の目安としては、人がすれ違えるようにしたいならば90cm前後、一人で使う想定なら70cm前後が適当。スムーズに物の出し入れがしやすい空間となります。
玄関土間収納は、靴だけでなく、ベビーカーやアウトドア用品、アウトドアチェアなど「外で使うもの」をまとめて置ける場所として計画すると、とても有効に活用できます。
土間部分に余裕を持たせて奥行きをしっかり確保すれば、ベビーカーを畳まずにそのまま収納が可能。高さのある可動棚やハンガーパイプを組み合わせれば、レインコートやキャンプ用品なども管理しやすい収納となります。
ファミリークローゼットは、単に寝室の近くに置くだけでなく、玄関やランドリールームからアクセスしやすい位置に配置すると、着替えや片付けの流れが大変スムーズ。帰宅後すぐにコートや学校用品をしまえる動線をつくれば、リビングに物が散らかりにくくなるというメリットもあります。
また、洗濯動線とつなげて配置すれば、「洗う・干す・しまう」という一連の作業が短い距離で完結。毎日の家事負担を軽減する効率の良い家事動線となるでしょう。
コンセントの計画では、「数」「位置」「高さ」の三点をセットで考えることが大切。掃除機、キッチン家電、Wi-Fiルーターなど、どの場所で何を使うのかを具体的にイメージしながらコンセントの配置を決めるようにすれば、入居後、ストレスの少ない配線が実現するでしょう。
また、屋外へのコンセントの設置も大切なポイント。駐車場の近くやテラス、屋外照明を想定した位置にコンセントを用意しておけば、暮らしの幅が大きく広がります。
スマートフォンの充電場所やワークスペースで使用する差し込み口なども事前に想定しておくけば、日々の使い勝手が大きく変わってきます。
スイッチは、通るついでに自然と手が届く場所にあると、日々のストレスが少なくなります。特に、玄関ホールや廊下、LDKの出入口など、回遊動線の分岐点ごとに照明をオン・オフできる「三路スイッチ」を採用すれば、「行き止まりまで行って照明が消せない」といった不便さを避けることができます。
スイッチ計画を立てるときには、夜中のトイレや帰宅時の動きを想像しながら「誰が」「どこから入って」「どこへ出るか」を図面上で確認しておくことをおすすめします。
将来の暮らし方を見据えた配管や配線の準備は、注文住宅ならではの重要な工夫です。
後から追加する可能性のある設備(太陽光発電や蓄電池、EV充電設備、プロジェクター、壁掛けテレビなど)の設置を考えている場合は、あらかじめ配線ルートや空配管、補強下地だけでも入れておけば、工事の選択肢が広がります。
また、インターネット回線の配線やLAN用の配管も、リモートワークやお子様の学習環境を整えるうえで心強い備えとなります。
ランドリールームを計画する際は、換気量、干せる量、動線の三点をセットで確認しておくことが大切です。窓や換気扇の位置、そして物干し金物の本数や長さを具体的に決めておけば、洗濯物が効率良く乾きやすい空間になりやすいでしょう。
また、家族の人数や一日に回す洗濯の回数も想定し、室内干しと外干しのバランスについても検討しておくことをおすすめします。
パントリーやシューズインクローゼットは、収納量だけでなく出入りのしやすさも事前に図面でチェックしておきたい場所です。
扉については、開き戸にするか引き戸にするかを検討し、開けたときに動線を塞いでしまわないかを必ず確認しておきましょう。また、ベビーカーや大きな荷物を運び入れる想定で扉の幅を検討しておくことも、入居後の後悔を減らす重要なポイントとなります。
窓の計画では、方位ごとの日射(太陽の光)と外からの視線を組み合わせて検証しておくことが重要です。
・南面:冬の暖かい日差しを最大限に取り入れつつ、夏の日射はしっかりと遮る工夫を検討しましょう。
・西面:夕方の強い日差しによる眩しさや暑さへの対策を踏まえ、窓のサイズや位置を決めていくとよいでしょう。
また、隣家や道路からの視線が気になる窓については、窓の高さやガラスの種類も含めて設計者と打ち合わせをしておくことをおすすめします。
| 所在地 | 愛知県岡崎市八帖北町4-11(岡崎展示場) |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~17:00(火曜・水曜定休) |
| 所在地 | 愛知県名古屋市緑区桶狭間清水山1306-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~18:00(水曜・木曜定休) |
| 所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング19F |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~18:00 |