注文住宅を建てるにあたって、必要となる費用とは何でしょうか?
一般的に大きく分けて必要なのは、本体工事費と付帯工事費、そして諸費用となります。
業者によって分類項目の名称や分け方など違いはありますが、一般的な木造の注文住宅で本体工事費の内訳となるのは、主に以下のような項目です。
なお、材料費及びその運搬費は含まれますし、各種工事で稼働する人件費も含まれます。
それでも、業者によっては付帯費用の一部が本体工事費に含まれていることもあります。比較する際は同等レベルの対応範囲を確かめてから、割安感のある業者選定をするのが賢明です。
付帯工事費は新築の家でほぼ必須になるものと、主に立地環境に依存するのでケースバイケースで、施工せざるを得なくなるものとに分けることができます。
例えば、インテリア関連の細かな点を挙げると、カーテンレールやカーテンの設置は付帯工事費となります。カーテンは自分で付けるにしても、カーテンレールはプロに頼む必要があるでしょう。もちろんカーテンレールが標準仕様のなかに入っており、余分な費用がかからない会社もあります。
外構や造園は、注文住宅だと建物との統一感が重要です。本体工事費に含まれる業者を見つけるとお得です。
購入した土地に建物が建っている場合など、すでにある建築物を解体するのが「解体工事」です。いま農地になっていたり、空地になっている土地を住宅地にするのが「造成工事」であり、住宅を建てる地面をコンクリートなどで補強するのが、「基礎補強工事」です。
このような作業は、多くの場合行わなければいけないので、予算に含めておきましょう。
諸費用と呼ばれるものは、概ね全体予算の10%が目安。下で挙げているような税金・手続き・保険など事務的な費用が主な部分を占めます。
また、諸費用に含むか含まないかは別として、他にも予算計上をしておくべき要素があります。例えば、建て替えなら工事期間中の仮住まいや引越にかかる費用。
地鎮祭など、住宅建築に関連する式典などを行えば、それも当然出費を伴います。全体予算を考える場合、建物本体の費用が約70%として、付帯費用や諸費用その他が30%程度かかると見ておくべきです。
参考坪単価 | 42万円~ (問い合わせより) |
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参考坪単価 | 72.6万円 14年度実績(住宅産業新聞1855号より) |
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