豊田市の財務状況は、平成26年度を境に年々右肩上がりに上昇しています。平成29年度は法人市民税が平成28年度より減ったため158億円減少しましたが、それでも4年連続で1,000億円以上の税収をキープしているのが特徴です。
実質の収支で見ると、51億円の黒字。固定資産税が、前年度よりも増加したことが収支アップにつながっているのでしょう。平成26年度から4年連続で1,000億円を超える市税収入は、全国的に見てもなかなかありません。豊田市は、全国の地域(都道府県と市区町村)、計1,765地域を対象とする財政力指数ランキングにおいて40位です。
借入金の推移に関しては、平成25年の898憶円から徐々に減少しつつあり、平成29年度では585億円まで返済しています。負債を減らしつつ収益を伸ばしている背景から、豊田市の財政状況は良好といえるでしょう。(※1)
(※1)…豊田市役所:平成29年度決算値で見る財政状況の推移より
豊田市には、世界に誇るトヨタ自動車や関連企業の業績による税収が見込めます。2016年に発表した法人市民税は、前年度と比較して26.3%増の314億円。一般会計全体で、過去最高の数値をたたき出しました。この結果によって、翌年に税制改正が実施されています。
翌年の税収減が懸念されましたが、66億円の税収増となりました。世界の財政状況や円安によってトヨタの業績は変わってきますが、しっかりとした経営基盤があるからなのでしょう。
トヨタは、2009年のリーマンショック時、一時的に業績を落としたものの、2014年に過去最高益を更新した実績があります。不況の波に飲み込まれない基盤を持っている企業です。今後もトヨタの業績が上がっていくにつれて豊田市はその恩恵を受けることができるかもしれません。
税収が増えることで、公共の場のインフラ整備につながります。道路や電気・ガス・水道などの生活ライフラインの整備がメインで、環境が豊かになるでしょう。社会保険や雇用の安定にもつながる可能性もあります。
豊田市は、トヨタグループや関連会社による税収が多く、全国上位の財政力を持っています。借入金の返済が減りつつあり、税収入も増えてきている市ですので、現在から将来においても住みやすい地区といえるでしょう。
豊田市は、日本の自動車産業の中心的な都市です。企業城下町とも呼ばれている豊田市ですが、道路整備が充実されており、駅近くにショッピングモールが複数あります。
無料駐車場を備えているところがほとんどのため、車で移動を考えている方でも安心です。豊田スタジアムにはサッカー試合にとどまらず多くの歌手やアーティストがライブを行います。
さらに子育て支援も充実しており、無料で遊べる支援センターが各地にあるのが嬉しいポイントです。
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