「家族みんなが大満足」の家を建ててくれる会社はどこ?注文住宅建築のしおり【豊田版】
「家族みんなが大満足」の家を建ててくれる会社はどこ? 注文住宅建築のしおり【豊田版】 » 家を建てるならどの工法がいいの?工法別に検証【一級建築士監修】

おすすめの住宅の種類は?構造別に検証【一級建築士監修】

注文住宅の構造として、木造住宅と鉄骨住宅にはどのような違いがあるのでしょうか?それぞれの主なメリットとデメリットを簡単に表にまとめてみました。

家の構造で何が違う?
現役一級建築士に聞いてみました!

樋渡彩華

樋渡彩華
一級建築士
監修

日本女子大学大学院修士課程修了後、都内建築事務所で働く一級建築士の樋渡さんに解説していただきました。

木造住宅のメリットとデメリット

メリット
  • 材料費・施工費が比較的安い。
  • 間取りの自由度が割と高い。
  • 木材に断熱や吸湿機能があるので暮らしやすい。
  • 無垢材や天然材であれば、シックハウス対策に。
  • 香りによるリラックス効果がある。
  • 将来のリフォームがRC造・S造に比べ容易。
デメリット
  • シロアリなどの害虫被害がある。
  • 大開口や大空間を作ることが難しい。
  • 職人の腕によって仕上がりが左右される。
  • 遮音性が低い。
  • 定期的な点検とメンテナンスが必要。
  • 耐久年数がRC造・S造に比べて短い。

日本の気候風土に合うのは、やはり木造住宅の家です。春夏秋冬があり、気温の幅が広く湿度の高い日本では、木造の家が暮らしやすいのです。また、木材は健康にもよく、丈夫で住みやすい家にしやすいのもポイントです。

そうした木造住宅ならではのメリットとデメリット、構造の特徴、木造の物件例を解説しています。

鉄骨住宅のメリットとデメリット

メリット
  • 耐久年数が木造よりも長い。
  • 大開口や大空間を作ることができる。
  • 工場で材を用意して、現場では組立のみなので納期が短い。
  • 工場で材料を生産するので、材料の品質が安定している。
  • 木造よりも耐震性が優れている。
デメリット
  • 建築費用が木造よりも高い。
  • 通気性が木造よりも低い。
  • 断熱性が木造よりも低い。
  • 木造よりも荷重が重くなるため地盤強化が必要になる場合もある。
  • 結露が起こりやすい。

鉄骨造りとは、「Steel(鋼鉄)」の略でS造とも呼ばれています。つまり、骨組みに鋼鉄のみを使用したもののことをいいます。

古来から日本では木造住宅が作られてきましたが、近年では、大手ハウスメーカーでも鉄骨住宅に特化しているところもありますし、工務店の中にも鉄骨住宅に対応できるところが増えてきています。

鉄骨住宅ならではのメリットとデメリット、構造、鉄骨造りでおすすめの物件を紹介しています。

上記のように、木造・鉄骨の住宅ではそれぞれメリットとデメリットがります。どちらかが絶対に優れているのではなく、それぞれに強みがありますので、目的や何を重視するかという施主の要望や敷地条件によって選ぶ必要があります。自分の目的に合う構造がわからない場合に、専門家に聞くのがおすすめです。

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