注文住宅の建築を大手ハウスメーカーと工務店、それぞれに依頼したときの違いを表にまとめて比較してみました。以下では筆者が書いた文を、一級建築士の樋渡彩華さんに監修としてチェックして頂きました。
デザインの 自由度 |
業者によって異なりますが、注文住宅は完全自由設計で対応する工務店であれば、依頼ごとにゼロベースでプランニングしてくれます。 様式や工法、設備などの得意・不得意はあるでしょうが、規格製品を販売するわけではないので自由度も高くなります。職人の腕によってクオリティに差が出ることがあります。 |
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納期 |
依頼する注文住宅の施工内容にもよりますが、イチから図面を作ることからもハウスメーカーよりは工期が長めになる傾向があります。 自社施工の工務店で人気があるところだと、先々までスケジュールが埋まっていることもあるので確認が必要です。 |
アフター フォロー |
依頼する注文住宅の施工内容にもよりますが、イチから図面を作ることからもハウスメーカーよりは工期が長めになる傾向があります。 自社施工の工務店で人気があるところだと、先々までスケジュールが埋まっていることもあるので確認が必要です。 |
工務店による注文住宅は比較的安価だけどクオリティが不安、と考える方は多いのではないでしょうか。ですが、工務店だからこそできることもありますし、質を保証する仕組みなどもあります。
工務店を選ぶメリット、デメリットを紹介していますので、それぞれを比較して工務店に頼むべきかを考えましょう。
デザインの 自由度 |
ハウスメーカーといわれる通り、注文住宅も製品であり、製品ごとに一定レベルの標準仕様があって、完全にゼロベースでの自由設計とはいえないことがあります。 各種設備や性能なども基本的にはメーカー側が推奨するラインナップの中から選択することになります。 |
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納期 |
住宅に使用する部材などは、工場で生産管理されるので全般的に着工から引き渡しまでが短期間になります。 施工は下請け業者に発注するので、スケジュールが詰まっていて対応が先延ばしになることはあまりないといえます。 |
アフター フォロー |
基本の10年保証以外にもメーカー独自の長期保証が付いているのが一般的。トラブル時のコールセンター対応なども充実していて、数十年スパンで見ても倒産リスクが少ないのは安心できます。 ただし、営業マンによって対応が異なったり、定期的な異動が懸念点です。 ※瑕疵担保責任:住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法) 第94条等で定められる保障責任のこと。新築住宅の建設工事に関し、引渡し後10年間、構造耐力上主要な部分(柱梁等)や雨水の侵入に関する部分の瑕疵に対して、売主が責任を負わなければならない。 |
大手ハウスメーカーによる注文住宅は、豪華だけど高いというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
たしかに価格は高いけれど、それを補うメリットがあるかもしれません。こちらのページでは、大手ハウスメーカーを選ぶことのメリットとデメリットを詳しく紹介しています。
工務店と大手ハウスメーカーは何が違う?
現役一級建築士に聞いてみました!
樋渡彩華
一級建築士
監修
こちらのページは、日本女子大学大学院修士課程修了後、都内建築事務所で働く一級建築士の樋渡さんに解説していただきました。
※このサイトの物件情報など、このサイトで公開している情報は、2019年8月に管理者が個人的に収集・調査したものです。最新の情報は必ず、公式サイトで確認してください。
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